私のビジュアルアートの旅は、転換点から始まりました。国際法を学んでいた私は、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでグラフィックと空間デザインを追求する道へと進んだのです。ここで私は実践的なクリエイティビティと真剣に向き合い、後に続くすべての基盤を築きました。
しかし、イメージとの関わりはもっと早くから始まっていました。視覚的ストーリーテリングに惹かれた私は、モスクワ国立大学（MGU）でフォトジャーナリズムを学び、物語と真実性を見極める眼を養いました。この経験が、ロシアで最も影響力のある新聞社の一つ「コメルサント」でのピクチャーエディターとしての仕事へと導かれ、ストーリーに命を吹き込むビジュアルをキュレーションしました。
イメージの力はやがて私をロシアの主要ニュースエージェンシー「タス通信」へと導き、そこで私はビジュアルメディア部門をゼロから立ち上げました。この役職では、デジタル時代の要求に応えるため、写真、デザイン、マルチメディアを融合させ、ニュースの伝え方を再定義しました。
しかし時が経つにつれ、私は再び手で触れられる創造の世界へ引き寄せられていきました。現在では、この多岐にわたる経験をリサイクルデザインへと注ぎ込み、廃棄物を機能的なアートへと変容させています。2003年から、私はサステナビリティと意図的な美学を融合させた家具、照明、オブジェを制作してきました。それぞれの作品は、形と目的、そして第二の人生についての静かな声明なのです。
私の道のりは決して直線的ではありませんでしたが、ニュースルームからスタジオまで、あらゆるステップは同じ原則に導かれてきました。「好奇心は、閉じ込められることを拒む時に最も輝く」という原則です。